病院から調剤薬局へ。転職は人生を豊かにした

薬剤師歴5年、29歳の男性です。京都で現在は調剤薬局に務めており、今で3年目になります。現在の職場は福利厚生がしっかりしており、給料もよく、何よりスキルアップの為のバックアップがしっかりしているので毎日楽しく働いています。転職経験はこれまで1回のみで、以前は中小病院で病院薬剤師として働いていました。その職場で何度も辞めたいと思った事について書きます。

私が辞めたいと思った理由

まず勤務時間が酷かったこと、朝9時に出勤し定時は17時なのですがその時間に帰れたことなんて1度もありません。病棟へ払い出す調剤などのルーチン業務自体が終わるのが18時位で、その後各々の指導記録や薬剤情報の作成などで帰るのは20時位になるのが普通で残業時間が月40時間を超えることもありました。

そして教育制度がよくなかった事、前職の病院は新卒1年目で入った所なのですが、基本的なことを教えるだけで後は「自分で何とかできるでしょ」といったスタンスの職場でした。薬剤師としてランクアップするには学会などに参加し認定薬剤師の資格を取らなければならないのですが、上記にあった通り残業時間が多く中々、自身のスキルアップの時間がとれず「自分が何で薬剤師になったのか?」という悶々とした日々を送っていたのとその職場は若い人が自分しかおらず、次の世代が中々入らない所でしたのでこのままゆくと自分が上の人間になった際に相当苦労するだろうと危惧していました。

いきなり辞めずに考えたこと

まず自分が「薬剤師として何をしたいのか?」について考え直すことにしました。確かに医師とのやり取りがすぐ出来るなど病院の業務はやりがいのあるものでしたが、どちらかと言うと自分は患者さんと話す事の方が楽しかったので、それならばむしろ調剤薬局の方が良いのではないかと思い、調剤薬局を中心に探すことにしました。

労働条件で重視した点は勤務時間です。そして給与については薬剤師としての経験実績を加味してくれるところを探しました。そして自分と年齢の近い薬剤師がいる職場で、その職場の雰囲気を重視することにしました。その時に思い出したのが学生時代の就職活動の時に見学に行った現在の職場でした。福利厚生もよく学生の時に飲み会に誘われたりといい雰囲気の職場で内定ももらっていたのですが、その時の自分はどちらかと言うと病院に勤めたかったので、お断りしました。気まずいかと思いましたが連絡してみると丁度新規事業の展開で人が足りてなかったので是非来て欲しいとの事でしたのでそこに転職する事に決めました。

病院薬剤師から調剤薬局への転職の結果

病院薬剤師から調剤薬局の薬剤師への転職でしたが、結果的によかったと思っています。残業が少なく自分の時間を持てることによって、趣味を持てたり、中々残業でかまってあげれなかった奥さんとの時間をより長く持てるなどプライベートにゆとりをもてていると感じています。

認定薬剤師の取得についても現在の職場はバックアップがしっかりしているし、何より患者さんと沢山話しをして服薬指導や健康のアドバイスをするなど、前の職場よりもやりがいを持って働くことが出来ていて、公私共に人生を楽しめている気がします。
また今まで病院で培ったノウハウを調剤薬局で行かせることが出来ていることもいい事だと思っています。
仕事を辞めたい、転職したいと迷ったら、薬剤師として自分のやりたいことは何なのか1度振り返ることが大事だと思いました。